価格: | ¥3300 |
著者: | 生越嘉治 |
出版社: | あすなろ書房 |
発行年月: | 1999年03月 |
ISBN: | 9784751520024 |
種類: | 全集・双書 |
在庫状況: | |
これまでの劇指導は、先生が脚本を与えて、そのせりふをどんなふうに言うか、どう動作をするか、先生の指示どおりに練習していました。だから従来の脚本は、先生が教え込むための「指導すべき内容」として書かれたといえるでしょう。では「まず子供ありき」という脚本は、どんなものでしょうか?それは子ども自身が演じたくなり、演じて生き生きと活動できるものーつまり「子どもたちの主体的な表現を引き出し、育てる学習材」でなくてはならないと思うのです。著者は長い間、そんな脚本を書こうと努力してきました。その中で、これはと思うもの、不十分な点を書き直したもの、新しく書いたものを集めて提出します。