価格: | ¥19800 |
著者: | 山藤夏郎 |
出版社: | 和泉書院 |
発行年月: | 2015年11月12日頃 |
ISBN: | 9784757607620 |
種類: | 全集・双書 (研究叢書) |
在庫状況: | お取り寄せ |
中世禅僧が詩を作るに至った理由を、仏教の言語理論に基づいて分析。併せて、歌論・能楽論との交叉関係を視野に入れ、中世の文藝理論及び古典論一般へと展開し、古典リテラシーが主体を公共化させる文化装置として働いていたことを指摘する。また、古典文学研究者という主体の歴史的構築性を問い糾すと共に、古典を学ぶ意義について再考することの必要性を説く。