価格: | ¥1870 |
著者: | 鈴木久清 |
出版社: | 花伝社 |
発行年月: | 2010年06月 |
ISBN: | 9784763405715 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
近年、わが国では、クレジット・サラ金、商工ローン、ヤミ金などによる高利の貨幣貸し付けに伴う多重債務問題が深刻な社会問題になっている。古代から現代まで横行してきた高利貸し、その本性とは何か。古代の哲学者やその後の思想家は、高利についてどう考えたか。市場原理主義論者の利子論の狙いは何か。今後、多重債務問題を根本的になくすためには何が必要か。長年にわたってクレジット・サラ金被害者救済に携わってきた経験を踏まえて、高利貸しの本質と「強力な高利排撃」などの運動の必要性について、理論的に、そして情熱を込めて説き明かす。