価格:¥2640
著者:林えり子
出版社:慶應義塾大学出版会
発行年月:2000年07月02日頃
ISBN:9784766407761
種類:全集・双書 (Keio UP選書)
在庫状況:
幕末から明治への激動の時代に旗本から画家へ転身し、波乱に富んだ人生を送った川村清雄。明治4年に徳川家私費留学生として渡米し、パリを経て、明治8年には王立ベネチア美術学校に学び、欧米で直接画技を習得した最初期の日本人である。清雄は、自身の肌に染み込んだ江戸のこころを失わず画業にはげんだが、列強に追いつけ追いこせの国ではそんな油絵師の存在など芥子粒に等しかった。その実力にも関わらず、時流に乗れず久しく忘れ去られていた。勝海舟など幕末から昭和にかけての重要人物とも親交があり、清雄を通して歴史の新たな一面が提示される。
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