価格: | ¥4180 |
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著者: | キャンベル・パートン/日笠摩子 |
出版社: | 金剛出版 |
発行年月: | 2006年09月 |
ISBN: | 9784772409360 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
カール・ロジャーズが創始したクライエント中心療法はさまざまな虚飾を外され、晩年のロジャーズ自身によってパーソン・センタード・アプローチとして確立された。人間を中心に据えるその思想は、多くのセラピー学派が生まれてもなお、心理療法の発展や心理療法家の生き方に多大な影響を与えている。本書は、ロジャーズのなしえた仕事と、彼の近しい同僚でフォーカシングを生んだユージン・ジェンドリンの業績を核にして、パーソン・センタード・セラピーの歴史と現在を俯瞰しつつ、心理療法の“基礎なるもの”を探った知的で刺激的な臨床研究書である。パーソン・センタード・セラピーを学ぶものにとってはもちろん、共感や傾聴といったセラピーの基本姿勢に共感する臨床家にとっても必読文献である。