価格: | ¥1650 |
著者: | 石垣健一(糖尿病学)/橋本志賀子 |
出版社: | 静岡新聞社 |
発行年月: | 1997年11月 |
ISBN: | 9784783812586 |
種類: | 単行本 (しずおか健康ブックス) |
在庫状況: | お取り寄せ |
持病とは「いったん発病すると、きわめて治りにくく、慢性の経過をとり、苦しみ悩む病気」をいいます。そのほとんどは、今まで「成人病」と呼んでいた病気です。成人病とは、四十歳以上の人に、原因不明のまま発病し、きわめて難治で、しかもいくつかが重複して起こってくる病気と説明されていました。しかし飽食時代を迎え、車社会が定着している現代では、肥満の青少年にも「こどもの成人病」がかなり高率に起こってきているのです。そこで、厚生省(公衆衛生審議会・成人病難病対策部会)は、平成八年末に、今まで四十年以上も使い慣れてきた「成人病」の名称を「生活習慣病」に改めると発表しました。本書は各疾患の特徴を簡潔に解説するとともに、治療・予防に役立つ日常的な生活習慣のあり方を、食事療法を中心にして、何を、どのように行えばいいのかを、すでに持病をもっている人、まだ病気をもっていない人、生活習慣病の家族歴のある人、生活習慣病の是正が困難と思われる人など幅広い読者に、わかりやすく記述。