価格: | ¥5500 |
著者: | 朴ミン廷 |
出版社: | 思文閣出版 |
発行年月: | 2019年04月01日頃 |
ISBN: | 9784784219667 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | |
「上をそそうに、下を律儀に」-山上宗二が残した茶書、『山上宗二記』において、茶人の在り様をはじめ、もてなし・茶室・懐石・灰形・取り合わせの在り様に至るまで提唱されていた「そそう(麁相)」こそ、数寄茶湯の原点であり、哲学である。藝道における修行論の研究を通して、「守破離」の「離」の境地、そこから生まれる「自然体」の姿としての「そそう」を見出す。東アジア三国を貫いて響きあう、「そそうの哲学」試論。