「戦争ができる国家日本」はどこまで準備されたのか。憲法を骨抜きにする、周辺事態法を中心とする新ガイドライン関連法、地方自治体の抵抗を押さえ込む地方分権一括法、中央集権機構の再編強化をもくろむ中央省庁等改革関連法。外堀と内堀をうめるべく制定された法律群によって、地域住民・自治体はどのような形で戦争協力を強要されるのか-。