青木一人は、若者の街下北沢に住む大学生。なんとなーく大学に行き、なんとなーく日々を過ごしていたが、ある日、駅前で絶世の美女に出会う。ついつい追っかけた先には人だかりが…。そこでは太もももあらわな三人娘が、つまらない漫才をやっていた。さんざんいじられたあと、一人が三人娘に連れこまれたアジトは、先ほどひと目惚れした美女・ミロリさんの家だった！ミロリさん会いたさにアジトに通うようになった一人は「アローン」というあだ名をつけられ、一緒に漫才をやることになる。しかし、初舞台のステージで、とんでもないことが起こり…。おかしくって不思議な、新感覚小説。