８０年代から現在まで無数のヒット曲を生み出し、全世界でソールドアウト公演を数々開催したことでレジェンドと化したビッグ・バンド、ボン・ジョヴィ。長年にわたり称賛を浴びている彼らですが、素顔を公にする機会はあまりありませんでした。しかし、デビュー２５周年を迎えたのを機に、映画監督兼写真家のフィル・グリフィンに密着取材を許可。ボン・ジョヴィ公認で、ツアーをはじめ、舞台裏や私的な時間にいたるまで彼らのすべてを映像と写真において記録させました。それをまとめたのが、本書です。豪華な独占写真や秘蔵写真とともにメンバー本人の肉声で構成された本書には、バンド結成当初から２００８年のロスト・ハイウェイ・ツアー（２００８年における最高収益のロック・コンサート）までの２５年間が凝縮されているといえます。ボン・ジョヴィの内面にまで深く踏み込んだ内容となっており、著者として「ボン・ジョヴィ」がクレジットされているほど。超絶ライヴ・パフォーマンスを繰り広げ、輝かしいスポットライトを浴びているジョン、リッチー、デイヴ、ティコだけではなく、成功と挫折、苦悩と歓喜を秘めていたプライベートの姿、まさに人間味溢れる生のボン・ジョヴィたちに触れられる作品です。