本書は「上司」という仕事でメシが食べられる、すなわち「プロ上司」になるための発想と行動を、５０のポイントにまとめて具体的に例示してある。上司は部下の単なる成り上がりではない。上司になっていい人となってはいけない人がいる。しかも前者は、その能力によって「プロ上司」と「アマチュア上司」にはっきり分かれるのだ。本書で述べていることは、ところてん式に昇格した上司には耳の痛い話ばかりだと思うが、「これだけ体得すればどこに出しても『上司のプロ』『管理職のプロ』として通用する」という鉄則をアドバイスした。