価格: | ¥16500 |
著者: | 漆崎まり/原道生 |
出版社: | 八木書店 |
発行年月: | 2019年06月05日頃 |
ISBN: | 9784840697675 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
元禄時代の歌舞伎役者は演技と科白ばかりでなく、芝居の中で唄を歌うことがあった。唄の巧拙も役者の評価基準の一つであった。享保中期以降になると、役者・音曲方は分化・専業化し、座付き演奏者の専門芸となり、役者は全く唄を唄わなくなり、現在見る歌舞伎の様式が成立する。本書は8000点におよぶ小唄・長唄正本(薄物正本)の調査により初めてその実態を明かにした。