価格: | ¥1870 |
著者: | 宮田登 |
出版社: | 洋泉社 |
発行年月: | 2007年04月 |
ISBN: | 9784862481368 |
種類: | 新書 (MC新書) |
在庫状況: | |
列島に生活する人々が無意識のうちに持っている「神」と「霊魂」の世界。出産、七五三、初詣、葬式、祭り…、われわれ日本人は無意識のうちに霊的存在とのつながりを示す儀礼を受け入れ、生活している。本書は、日本古来より伝わる生活儀礼に着目し、その儀礼やしきたりの根幹にある日本人の「霊魂観(神観念)」を検証し続けてきた民俗学の泰斗、宮田登の講演記録である。「この世」と「あの世」の存在、また、その二つの世界を行き来するモノの存在を無意識に認める日本人独特の霊魂観とはどのようなものかを解明し、生活儀礼の根底に垣間見える日本人の「生」と「死」について考察する名著。