早稲田野球の精神を骨身で知るアマ野球界伝説の名指導者が、１５年間の時を重ねて綴った感動の書き下ろし作品。剛腕強打の監督の眼は、「心の宝物」を引き出してくれた野球と、ひたすらの愛を与えてくれたすてきな人びとを、やさしく静かに見つめていた。