小学五年生の正樹の家に、とつぜんおじいちゃんがあらわれて、しばらくいっしょに暮らすことになった。ママはあまり気のりしないようすだったが、正樹はおじいちゃんが好きなので、大かんげいだ。おじいちゃんはむかし、造船所で船をつくる仕事をしていて、手先がきようなので、こんど、マンション自治会のお祭りに、おみこしをつくってくれることになった。中級・上級向け。