価格: | ¥2640 |
著者: | 宮下規久朗 |
出版社: | 岩波書店 |
発行年月: | 2016年05月 |
ISBN: | 9784000253567 |
種類: | 単行本 |
在庫状況: | 在庫あり |
あらゆる美術は光の存在を前提としている。だが、革新性は闇によってもらたらされた。一七世紀イタリア、“光と闇の天才画家”カラヴァッジョの登場は、絵画に臨場感という衝撃的なドラマを生んだ。古代から近代の西洋美術、そして日本美術における光と闇の相克の歴史を、カラヴァッジョ研究の第一人者が読み明かす。縛る+放つー闇の存在なしにドラマは生まれない。