価格: | ¥946 |
著者: | 服部龍二 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2008年06月25日頃 |
ISBN: | 9784121019516 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | |
日露戦争後、職業外交官の道を歩み始め、欧米局長・駐ソ大使など要職を歴任した広田弘毅。満州事変以降、混迷を深める一九三〇年代の日本で、外相・首相として、欧米との協調、中国との「提携」を模索する。しかし、二・二六事件以降、高圧的な陸軍と妥協を重ね、また国民に広がる対中国強硬論に流され、泥沼の戦争への道を開いた。東京裁判で唯一文官として死刑に処せられ、同情論が多い政治家・広田の実像に迫る。