価格: | ¥858 |
著者: | 小川原正道 |
出版社: | 中央公論新社 |
発行年月: | 2018年11月20日頃 |
ISBN: | 9784121025159 |
種類: | 新書 (中公新書) |
在庫状況: | |
戦前は自由主義経済学者、マルクス主義批判の知識人、慶應義塾長として知られた小泉信三(1888〜1966)。戦中は好戦的発言を繰り返す中、空襲で全身火傷を負う。戦後は皇太子教育の全権委任者として、敗戦で揺らぐ皇室を支え、美智子妃を迎えるなど象徴天皇制の基盤を作った。国家主義の台頭、戦争、敗戦という激動の中、国家のあり方を問い続け、オールド・リベラリストの生き方を貫いた小泉の生涯を描く。