価格:¥1100
著者:五木寛之
出版社:アメーバ・ブックス
発行年月:2006年12月
ISBN:9784344990425
種類:単行本
在庫状況:
トラベル・ライターの速見卓は、取材で初めて二上山を訪れた。二上山で速見が見たのは、この世の者とは思われない速さで山を疾駆する「翔ぶ女」葛城哀。そして謎に満ちた「へんろう会」の人々。彼らはいったい何者なのか?二千年の大和の闇の部分を巡る道、二上山の南麓から葛城・金剛の山裾をぬって風の森峠までのルートは、大和の“影の細道”にあたる。朝日さす神の山・三輪山に対して、西の二上山は、日の沈む浄土の山。山頂には、悲劇の皇子・大津皇子の墓があり、この世とあの世の境の山…。その日から、速見の想像を絶する人生が動き出していく。戦後、もっとも危険な小説と称された愛と戦慄の五木ロマン最大傑作、著者の徹底改訂を経て遂に登場。
商品画像
この著者の別の本
 
Copyright (C) 2014 Harumeki-Web All Rights Reserved.