価格: | ¥586 |
著者: | 峰隆一郎 |
出版社: | 祥伝社 |
発行年月: | 1989年07月01日頃 |
ISBN: | 9784396321444 |
種類: | 文庫 (ノン・ポシェット) |
在庫状況: | |
勘定奉行小栗忠順は幕閣にあって孤立していた。幕命を受け、幕府の公金で浪士組を募った志士清河八郎が、倒幕擾夷に寝返ったのである。しかも幕臣である山岡鉄舟、高橋泥舟もそれに加担している。幕臣でもない近藤、土方でさえ清河の奸策を見抜き、決裂して新撰組を作ったというのに…。恩師小栗の苦悩を見て、風戸俊策は、清河を斬ろう、と決意した。風雲急を告げる文久3年桜の季節、孤剣をもって、尊皇攘夷の謀略に挑む青年剣士の姿を熱く描く好評の『新幕末風雲録』第2弾。