安価なさまざまな材料を利用して、いろいろな食べ方を工夫できる著者は、また荒々しい手法でパンチの効いた料理も得意中の得意だ。本書は、少年時代から貪欲なまでに食に興味を抱いてきた発酵学者の、楽しく、明るく、何でも食ってやろうの発想から生まれた私流料理の作り方と食べ方を紹介。面白いエピソードとともに綴る、うまい、簡単、そして楽しい、すぐに役立つオリジナル料理書である。