価格: | ¥512 |
著者: | 南原幹雄 |
出版社: | 廣済堂出版 |
発行年月: | 1990年10月01日頃 |
ISBN: | 9784331602416 |
種類: | 文庫 (広済堂文庫) |
在庫状況: | |
動乱の時代を迎えようとしている安政年間、第13代将軍・徳川家定の後継ぎを巡って水戸・一橋党と紀州・南紀党は熾烈な勢力争いを繰り広げていた。南紀党を率いる紀州藩付家老水野忠央は老中首座の阿部正弘を暗殺、一方、一橋党も忠央や井伊直弼の懐刀長野主膳の暗殺を企てるなど、攻防は一進一退を繰り返していた。そんな折、一橋党の首魁水戸斉昭が失脚、直弼の大老就任が突如実現したことで形勢は傾くが…。